イルチブレインヨガの腸運動で脳と腸のダブルでスッキリ
「即効性のある便秘対策」として注目を集めているイルチブレインヨガの腸運動。お腹を膨らませたり、へこませたりするだけで、下腹をポカポカと温め、便秘になりにくい体質へと切り替えていきます。
最近、日本人女性の15%くらいは便秘に悩んでいるとされます。とくに最近では若い人の便秘が増えていて、ある調査によると、20代の女性の5人に1人が便秘だといいます。便秘を訴える若い人の多くは、仕事やプライベートで何らかの不安を抱えている場合が多く、「心と便秘のつながり」が顕著になっています。
否定的な感情や考え方が、自律神経のバランスを狂わせ、腸の機能を弱らせるのは事実。だから、硬くなった腸をほぐすには、心をポジティブな感情で満たすことが大事です。イルチブレインヨガの腸運動は、腸を直接刺激するだけでなく、血液循環をスムーズにすることで脳に十分な酸素を供給。疲れやストレスから脳を解放し、否定的な考えを取り除いていきます。体も心も調和がとれた状態になって、病気に対する免疫力もアップします。
腸運動の基本は、お腹をふくらませるとき下腹に圧力を若干感じるほど押して、へこませる時はおなかが背中につくという気持ちでへこませるということです。
<腸運動>
あお向けになり、ひざを立てて、足を腰の幅くらいに開く。両手をお腹にあてて、腸運動をする。
ひざを立てて、かかとをおしりにつけ、腰を上げる。両手をお腹にあてて、腸運動をする。
ひざと手を床につき、手と足を肩幅に広げる。 背中と腰の力を抜いて、お腹に意識を集中させる。視線を少し上げ、前方を眺める。頭を下げて腸運動を行えば頭が痛くなることもあるので注意!
あぐらを組み、両手を組んで上に伸ばす。その状態で腸運動を行う。
※腸運動は、毎日行う習慣をつけることが大切です。最初は1日50回くらいからスタートし、少しずつ増やしていき、1日500回くらいできるようにしましょう。